ズキズキする痛み、吐き気、光が眩しい…その正体は「片頭痛」| 三宮の頭痛外来が解説

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頭痛専門外来 Pono wellness clinic が教える「最新治療と正しいセルフケア」

月に数回、あるいは週に何日も、頭の片側(あるいは両側)が「ズキンズキン」「ドクドク」と心臓の拍動に合わせて痛み、
仕事や家事が手につかなくなる。そんな辛い症状にお悩みではありませんか?

それは典型的な「片頭痛(へんずつう)」かもしれません。片頭痛は、単なる「頭の痛み」にとどまらず、吐き気や嘔吐を伴ったり、
光や音、匂いに過敏になったりするため、日常生活の質(QOL)を著しく低下させる神経疾患です。今回は、片頭痛が起こる
メカニズムから、専門外来で行っている最新の治療法、そして自分でできる正しい対処法までを徹底解説します。

なぜ片頭痛は起こるのか?

片頭痛のメカニズムは完全には解明されていませんが、現在は「三叉神経血管説」が有力視されています。

何らかの刺激(ストレス、寝不足、気圧の変化など)によって、脳の血管の周りを取り巻いている「三叉神経(顔の感覚を伝える神経)」が
刺激され、炎症物質が放出されます。この炎症物質によって脳の血管が急激に拡張し、さらに周囲の神経を刺激するという悪循環に
陥ることで、ズキンズキンとした激しい痛みが引き起こされます。

また、片頭痛患者様の約2〜3割には、痛みが始まる前に「前兆」が現れます。もっとも多いのが「閃輝暗点(せんきあんてん)」と
呼ばれる症状で、目の前にギザギザした光の波が現れ、徐々に広がって視界が見えづらくなる現象です。

片頭痛を悪化させる「NGな対処法」と正しいセルフケア

頭痛が起きたとき、良かれと思って行っている行動が、実は片頭痛を悪化させているケースがあります。

× やってはいけないNG対処法

  • お風呂で体を温める、湯船に浸かる(血管をさらに拡張させてしまい、痛みが激化します)
  • マッサージや激しい運動をする(血流が良くなることで、ドクドクとした痛みが強まります)

〇 行うべき正しいセルフケア

  • 痛む部分を冷やす(冷やしたタオルや保冷剤を、痛む血管の局所に当てることで、拡張した血管を収縮させ、痛みを和らげます)
  • 暗くて静かな部屋で横になる(片頭痛時は光や音の刺激に脳が過敏になっているため、五感を休めることが最優先です)
  • カフェインを適量摂取する(コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があります。ただし、頭痛がないときに摂取することは片頭痛を誘発するので注意が必要です)

頭痛専門外来で受けられる片頭痛治療

「市販のロキソニンやイブを飲んでも全然効かない」と諦めていませんか?
医療機関の頭痛外来では、片頭痛に特化した効果的なお薬を処方できます。

急性期治療薬(発作時に飲むお薬)

痛みが始まってから飲む治療薬です。従来の「トリプタン製剤」は、拡張した血管を直接縮めることで痛みを抑えます。
近年登場した「ジタン製剤」は、血管を縮めることなく神経の炎症を直接抑えるため、血管を収縮させたくない患者様
(高血圧や心疾患のある方)にも使用でき、服用のタイミングを選ばないという特徴があります。

予防治療(CGRP関連の注射薬)

「月に何度も片頭痛が起きて生活がままならない」という方のために、頭痛の発作そのものを予防する治療も登場しています。
これは、片頭痛の原因物質のひとつとされる「CGRP」という物質の働きを、月1回、または3ヶ月に1回の注射でブロックする
治療法で、当院でも導入しております。

お薬の詳しい種類や適応については、診察時に一人ひとりの症状に合わせてご説明いたします。

片頭痛は「体質だから治らない」と我慢する時代は終わりました。最新の医学の力で、頭痛に振り回されない快適な毎日を取り戻しましょう。

まずは一度、当院にご相談ください。

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