memory

物忘れ外来

ご本人とご家族の「あるべき笑顔(pono)」を守るために

「何度も同じことを聞くようになった」「慣れた道で迷うことがある」「怒りっぽくなった」……。ご自身や大切なご家族の変化に、不安を感じてはいませんか?

認知症は、脳の病気によって日常生活に支障が出る状態を指します。かつては「年だから仕方ない」と諦められがちでしたが、現代医学では「早期に発見し、適切に介入すること」で、進行を緩やかにしたり、症状を劇的に改善させたりすることが可能になっています。

当院の認知症外来では、脳神経外科の専門的知見と最新の検査機器を駆使し、ご本人とご家族が穏やかな「pono(調和)」に満ちた生活を送り続けるためのサポートをいたします。

1. 脳神経外科が認知症を診る「最大のメリット」

認知症の診断において最も重要なのは、「治る認知症」を見逃さないことです。
物忘れの原因が、実は脳外科的な手術で改善する病気である場合があります。

正常圧水頭症

脳脊髄液が溜まることで、歩行障害や物忘れが起きます。

慢性硬膜下血腫

頭を打った数週間後などに血が溜まり、認知機能が低下します。

脳腫瘍

腫瘍が脳を圧迫することで、性格の変化や物忘れが生じます。

当院では、これらを確実に見極めるため、最新の「64列マルチスライスCT」を導入しています。

大きな病院へ予約を取り、長時間待つ必要はありません。三宮の当院で、その日のうちに脳の構造的な異常(萎縮の程度や出血、腫瘍の有無)を確認し、迅速な診断につなげます。

2. 当院で行う精密な診断プロセス

認知症の診断は、画像検査だけで完結するものではありません。多角的なアプローチで、現在の状態を正確に把握します。

STEP 1

詳細なカウンセリング

ご本人だけでなく、一番近くにいるご家族からもお話を伺います。いつから、どのような変化があったのかを丁寧に紐解きます。

STEP 2

高次脳機能検査

記憶力、計算力、判断力などを測る専門的なテストを行い、脳のどの機能が低下しているかを評価します。

STEP 3

64列CTによる画像診断

脳の萎縮パターンを解析し、アルツハイマー型やレビー小体型といったタイプ別の鑑別を行います。

STEP 4

血液検査

ビタミン不足や甲状腺機能の低下など、認知機能に影響を与える身体的要因がないかを調べます。

3. 進行を遅らせ、生活の質(QOL)を高める治療

認知症と診断された場合でも、その後の人生を絶望する必要はありません。

薬物療法

進行を抑制する薬や、イライラ・不眠といった周辺症状を和らげる薬を、副作用に配慮しながら慎重に調整します。

生活環境の調整

日常生活の工夫や、介護保険制度(厚生労働省の介護保険制度ガイドなど)の活用アドバイス、デイサービス等の利用提案など、ご家族の負担を軽減するための包括的なサポートを行います。

非薬物療法

脳を活性化させるためのコミュニケーションや、適度な運動・栄養の指導を行います。

4. ご家族へのサポート:一人で抱え込まないために

認知症のケアにおいて、最も負担を感じるのは支えるご家族です。当院は、三宮という通いやすい立地を活かし、ご家族の「心の相談窓口」でありたいと考えています。

介護の悩み、接し方の戸惑い、将来への不安。それらを受け止め、医学的なアドバイスだけでなく、地域のリソースと連携しながら、家庭の中に「pono(調和)」を取り戻すお手伝いをします。

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